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外部リンク獲得の概要

ウェブの内部要素(HTML)の最適化が完了したら、次は外部の最適化です。
外部の最適化とは、外部リンク獲得ということです。サイトの存在を検索エンジンに知らせるべく、積極的に多くの被リンクを獲得することはSEOでは大変重要なことです。HTMLの最適化にはどうしても限界があります。むしろ、どんなサイトでもある程度のSEO対策を施すことは可能です。
であればサイトの価値は、他のサイトからの支持にかかってきます。実際にサイトの価値は、優良なサイトからの支持に重要性の比重が多くなっているとも言われています。もちろん、リンクの数が多ければ多いほど検索エンジンからインデックスされる確率も高くなりますし、その後のクローラーの巡回してくる頻度も高くなると言えます。
しかし被リンクを獲得するにしても、どんなサイトでもリンクの量さえ稼げば良いというものではありません。なるべく良質のサイト(先に紹介したページランクの高いサイトなど)からリンクを獲得する必要があります。そのためHTMLの最適化に比べると、かなり難しい作業と言えるでしょう。
なぜなら、HTMLの最適化は自分自身で行うことができますが、外部リンク対策は他ウェブサイトが関係するからです。なかには高いページランクのサイトに有料でリンクを貼ってもらう施策もあります。弊社でも取扱いがございますが、費用が許されるのであればそのようなサービスを利用することも必要でしょう。

リンクの質を確認
被リンクの質・量・種類がとても重要であるということをお話ししましたが、では、その確認はどのようにしたらよいのでしょうか。まず、リンクの質を調べる代表的なものとしてGoogleのページランク(Page Rank)があります。第三章のページ重要度で少し触れました。ページランクはGoogleツールバーに附属しているツールのひとつで、お使いのブラウザによって使えるものと使えないものがあり、Google Chromeの他には広く一般的に使われているInternet Explore、Firefoxなどで使用できます。
まだ使用していない方はダウンロードをおすすめします。

Google ツールバー:http://www.google.com/intl/ja/toolbar/ie/index.html

※ダウンロード時のオプションの「Page Rankを有効にする」というチェックボックスのチェック入れ忘れをしないようにしてください。
この機能は、ページランクを調べたいウェブサイトにアクセスし、その状態でツールバーのページランクアイコンを確認するとその値が表示されます。ページランクは11段階の評価があり、10が最も高く0が最も低いページとなります。
なお、ページランクはサイト全体ではなく、それぞれのページについてのランクとなりますので、トップページが4、会社案内のページが2、とそれぞれが異なります。ページランクの高いサイトからのリンクが大切とは言え、このページランクは数カ月おきに見直されています。未確認情報として現時点では3~4カ月置きに見直されるという情報がありますが、この周期のなかで、まとめた集計を元にページの質・信頼性をランク付けしているということです。
余談ですが、2012年2月現在、Yahoo!Japanのページランクは8です。2010年初め頃は一度8から6へ格下げになったこともありました。 過去数回のYahoo!のインデックス更新の後の、Yahoo!のアルゴリズムに不可解な動きが生じ、検索結果にバグが生じている様子がうかがえますので、それに対してのランクダウンだったのかも知れません。
話を元に戻しますが、ページランクを上げるには、今ご説明したとおり最も効果的は方法が、自分のサイトのページランクよりも高いランクが付いたページからリンクをもらうということです。ページランクの見直しが行われ、そのリンク先にも影響を及ぼしますので、仮に自分より高いページランクからもらったリンクでも、そのリンク先が、数か月先に更新もされず、はたまはページランクがダウンするであればリンクを見直したほうが無難かもしれません。